中学受験で疲れる

中学受験は疲れます

塾選びってのは家庭でそれぞれだけど、たとえば同じ距離に2つ塾がある場合、結構困ることもあると思う。6年生は体力勝負のところもあるので、出来れば塾は近いほうがいい。だから距離で考えれば答えは出やすいけど、だいたい同じってなると、困るんだなあ。

 

いい先生がいるって言われている塾でも、その先生に出会えるかは分からない。テキストの良し悪しは、塾講師の経験があれば少しは分かるかもしれないけど、一般的には見た目程度しか分からない。あとは周囲からの噂だけど、これだって学年はもちろんクラスが異なれば全然違う。

 

あと重要なのは親の都合なんだけど、お弁当がいるとか、親が勉強の方針を決めないといけないとか、色々あるとはいえ、これは親が頑張ればクリアできることもある。じゃあ何で決めるのがいいかと言えば、やっぱり志望校への合格人数かなあ。

 

どの塾でも合格する子は合格するって言われるけど、それはあたり前のことで、親としてはギリギリのところを押し込みたいってのがあると思う。親心ですよ。少しでも上に行ってもらいたいというのは、多くの親が望んでいることでしょう。まあ、実際には無理して上に行くと、入学後に勉強が大変なんだけど、中学受験ってのは、親もかなり浮かれてしまうので、冷静になれないところもある。自分のことだと冷静にいられても、子のことになるとスイッチ入る人多い。私もそう。

 

ただ、志望校云々も難しくて、塾に入るのは新4年生とか、最近はもっと早くて低学年からだと思うけど、この時点の志望校が、そのまま受験校になるとは限らない。だって私ですら、新5年生で塾に入ったときには御三家志望だから。それでN55ぐらい。そんなもんすよ。

 

結局のところ、塾選びは各家庭の条件に最も合致するところが最良となるわけだけど、志望校云々については、ちょっと気にしておいたほうが良いこともある。と言うのは、たとえば栄光学園の場合、2016年はサピックス147名、日能研46名、四谷大塚24名となっているが、2017年はサピックス137名、日能研62名、四谷大塚45名となっている(Youtube動画より)。日能研四谷大塚が頑張ったということが分かる。

 

うちは日能研だから四谷大塚のことは分からんが、2017年入試は日能研の栄光研究講座が大当たりしたと思う。日能研は数年前から、聖光学院はもう無理だと思ったのか、栄光学園へ力を注いでいたようだ。私が聞いたところによると、「栄光プロジェクト」なるものが存在し、本社や先生方もかなり気合い入っていた模様。それが2017年、栄光の算数が易しくなったということもあいまって、見事に大当たりしたのかもしれない。

 

これどういうことかと言えば、それで割を食うのがサピックスでギリギリだった子で、日能研の「大当たり」の部分を習得した日能研生がごっそり合格してしまった。ごっそりという点が重要で、塾が「大当たり」を出すと、それ聞いていた子たちはたくさん合格してしまう。まるでグループがあるかのように大量合格されてしまうと、それだけ合格最低点も上がってしまうので、「大当たり」の恩恵を受けていない子は厳しいことになる。

 

こう考えると、意外と中学受験は集団的要素があるのかも。

 

私は予想偏差値しか各塾分からいけど、予想偏差値だけ見れば、栄光学園偏差値はサピックスが上昇、日能研四谷大塚は下降だったと思う。例年より下の子たちが合格すれば偏差値は下がる。予想なのでちょっと違うかもしれないけど、まあ、だいたいこんなもんだろう。

 

「大当たり」なんてそうそうあるもんじゃないと思うけど、こういうこともあるから、塾選びは本当に難しい。難関校であれば基本的にはサピックス独り勝ちなわけだけど、もしサピックスが家から遠いというのであれば、上記のことも多少は塾選びの参考にはなると私は思っています。

 

見た!中学受験トップの子たち

先日、テレビで中学受験する優秀な子たちが出演していたね。もちろん、私は彼らに一問も勝つことは出来なかった。そもそも回答できない。なんてったって、6年生でN55が精一杯な私だからね、ま、当然と言えば当然。中高大でも別に頭良くなったわけじゃないし、ずーっとN55で生きているような感じ。文章も下手だし。

 

長男は6年でN68ぐらいが平均だった。これは私にとっては自慢なのだ。どういう遺伝なのかと不思議だ。最低は忘れたけど最高でN72だった。が、表紙はもちろん漢字にもなったことはない。模試最高順位は52位だったかなあ。カリテだと快心で11位ってのがあったけど、これはカリテだからあんま意味ないかも。

 

でも、それが限界だった。夏以降は疲れてもうダメかと思えるほどだったが、本当に最後まで粘ってくれた。悲壮感漂うほどだったけど、親孝行だ。うちの場合、中学受験は親が決めたから。

 

長男もテレビを見ていて、やや降参気味だった。算数が苦手で国語はまあまあ、社会理科は大得意、とくに社会は猛烈に得意だったはずだが、何だか回答できないのもある雰囲気だった。本人は「楽勝・・・」だと言っていたが、ありゃウソだろう。長男のレベルを考えると、最上位から見て、そうだなあ、2段階は下でしょう。

 

どこの塾だろうとトップな子たち、テレビの子たちもそのレベルだと思いたい。そして、その下にいるのが、まあ、これは私の感覚だけど、近隣小学校10校ぐらいでトップな子かなあ。Nで言えば漢字組。その下が長男レベルの子たち。近隣小学校数校でトップと言えそうな子たちではなかろうか。ただし、長男は隣の隣の学校の子にはあまり勝てなかった。だから長男はもっと下かもね。しかも女子。国語の偏差値80超え。すげ~

 

頭脳も身体能力と同じで、努力だけでは越せない壁は確実にあると思う。次男はこないだの全国模試でN56だった。私と同じぐらいだ。同じとこから生まれたのになあ。環境もほぼ同じ。たしかに下の子だから甘えん坊だけど。気質がまるで違うんだよね。どちらが社会的に成功するのか分からないけど、頭脳だけだと絶対に次男は長男に勝てないと思う。親が見てそう思うのだから、ほぼ間違いないと思う。

 

テレビの子たちは凄かった。うちとは次元が違うなあ。長男程度で喜んでいたわけだけど、ほんと、上には上がいるもんだなあ、と実感できました。ありがとう!

 

志望校を考えてみるけど

次男の志望校は今のところ、まず無理っぽいけど芝。それから付属校なら立教や学習院が話題に挙がる。しかし、今までの経験からすると、4年の頃に挙がった学校は最終的に受験しないことも多い。5年6年と段々と次男の特性が見えてくるでしょう。ただし成績は変わらないと予測。一所懸命に勉強して現状維持というのが中学受験だと思う。長丁場だし、皆だいたい同じ時期に勉強スタートするからね。

 

普段の勉強は兄弟のなかでは最もしていない。親も疲れてしまったというのも本音だが、本人もあまり受験勉強には向いていなさそう。勉強することが嫌いではないと思いたいが、算数や理科は不得意なのでつまらないらしい。解けないと不貞腐れるので、こちらも面倒くさくなる。国語と社会はまあまあだが、算数はまったくダメ。公文をしていたので計算間違えは少ないが、進度は適当なもんだった。

 

ところで、最近の男子校の偏差値は昔と随分変わっていて驚く。御三家はかつて、本当にこの3校だけ突出していたような印象だった。巣鴨や城北はもっと上位だったような気もするが、今の偏差値では普通に感じる位置にいる。今は共学、校舎綺麗、食堂完備という三拍子が重要なのか。それからスパルタも受けないだろう。実際、長男はマザコンだが、明らかに巣鴨には合わない。こういう男子が増えているのか、それとも親が甘くなっているのか。その両方かなあ。

 

3拍子揃った子

長男は成績が良かったので自慢したくもなるが、次男はいたって普通。長男だけ突出していて、私も含めて頭は普通一家次男は4年生で日能研に行っている。

 

日能研はなんだか末期状態っぽいけど、中堅校へシフトしているようで、意外と次男には合っているかもしれない。トップ層が薄くなって断トツの実績ではなくとも、中堅校志望の家庭を集めれば財務的には問題ないのだろう。トップ層の実績はある程度で良いという腹積もりかも。中学受験の低年齢化促進と、オプション扱いの授業をレギュラー化して乗り切る方針かなあ。季節講習の期間も長くなったようだし、事実上の値上げとも受け取れる。

 

不満はあるけど総合的に見たら次男日能研と適合しそうなので、今はとくに問題ない。次男は長男を見ているから勉強を頑張ろうという意識はあるものの、性格がそれについていかない様子。集中力なし、飽きっぽい、不貞腐れる、と3拍子が揃った子なので上手くはいかない。受験で重要な記憶力も長男には及ばない。偏差値は今のところN55ぐらい。算数が出来ないから最終的に頑張って現状維持、もしくは偏差値は落ちるだろう。

 

 

 

 

家庭と学校の教育方針

中高一貫校はたくさんある。受験校は家庭の好みで選べば良いと思う。分からないから塾の勧める通りというのもありだが、学費などの費用を考えるともったいない。わざわざ受験させるわけだし、家庭の方針はある程度決めておくべきだと思う。ある程度と言うのは、今は5校ぐらい受験するだろうから、すべての学校が方針に合致するわけではないので。あまりガチガチにしてしまうのは、第1志望に不合格であった場合を考えると好ましいことではないかも。

 

校風というのは様々で、私立か国立か公立か、伝統校か新興校か、宗教校か無宗教校か、最近だと野放し型か管理型か、というように分類されたりする。これは当然、二元対立ということだけではなく、より複雑に分類しなければ実際の校風を示すことにはならない。私立で伝統校で宗教校で自由形もあれば、私立で新興校で宗教校で管理型もあるだろう。つまり、各校はそれぞれの持ち味があるので、とにかくこうした情報は参考程度にとどめ、実際に学校見学をしまくるのが校風を知る上では重要だ。

 

とは言っても、見学だけでは半分も理解できないかもしれない。入学後にちょっと違ったかなあと思っても、自分たちで選んだ学校なので大らかな気持ちで臨んだほうが、精神的には良さそう。そもそも担任の先生で結構違うものなので、6年間もあるのだからゆったりとした気持ちでいきたい、と思う。

 

しかし、こんな一般論は大抵分かっていることなので、わが家の方針を恥ずかしながら紹介しておきたい。わが家は私立志向だ。なぜならば、教育方針が合致するのは私立しなかないから。最重要視するのは教育方針に変動がないこと。たとえば理事長や校長先生に異動があれば教育方針にも変動があるのでは困る。長年継続してきた方針を見て学校を選んでいるのだから、柱がなさそうな学校は選ばない。

 

柱は宗教でも構わないと思っているが、長年継続ということから新宗教は含まない。最近は何事にも合理性を求める風潮だが、人の本性を考えると宗教心を持つことは有意義なことだと思う。また、学問への探究が柱になっている学校も魅力的だ。学問には勉強的な側面もあるが、学問と勉強の区別がついていない学校はいかん。主体性を重んじてくれる方針であることが望ましいなあ。出来ることなら、その上で勉強に取り組んでもらいたい。

 

なお、学校と塾とは別々の機能を持つべきだと思っている。だから塾の真似事をする学校は遠慮したい。学校にも経営があるので、生徒が集まりそうにない場合は、特進クラス等を設けることがある。難関大学へ入ってくれれば大きな宣伝効果を生む。私立の経済活動として間違ってはいない。ただ、わが子を入学させたいとは思わない。学校全体が大学受験ばかりに目がいっている可能性が高いからだ。

 

いずれにしても、偏差値だけで受験校を選ぶのは意味不明だなあ。勉強をして欲しいと思っているので、もちろん偏差値は重要視している。上記と同程度。それで受験校を選んだ。ちなみに今年は、1月に渋幕、立教新座、2月に麻布、鎌学算数、栄光、浅野、芝、鎌学の予定であった。渋幕は偏差値で選んだが、やはり雰囲気は他校とまったく違った。親として感じた部分で好印象は立教新座、栄光、鎌学、芝であった。

 

麻布栄光浅野その1

麻布栄光浅野と受験させた。麻布と栄光は入試問題傾向が似ている。記述がやたらと多い。浅野はスタンダードだが記述も増えてきているように思う。対策は塾でやるだろうから塾で情報収集したほうが正確だ。経験上言えることは、麻布栄光は採点が良く分からず、浅野は分かりやすいものであったということだ。

 

難易度は麻布=栄光と言えるが、今年の栄光は算数が簡単だったらしい。算数不得意な息子は解き終えて合格を確信したと嘯く。算数得意な子にとっては不利だった。栄光は算数が難問であることが例年なので、得意な子は大きく点数を稼げるからだ。来年はどうなるか分からない。また難問になるのかどうか。

 

麻布はどうなるか分からないことが多く、偏差値はあまりあてにならないように思う。浅野は偏差値が参考になると言われるが、難易度はかなり高くなってきている。国語の記号問題に難問が揃っており、記述ばかりやっていると足元をすくわれる。直前3回の偏差値平均が麻布栄光に届いているという程度では危ないかも。

 

と言うことは、麻布栄光浅野の受験パターンはすでに危険な橋となっているわけで、1日午後や2日午後に比較的安心できる学校も検討したい。麻布栄光の対策ばかりやっていると、ビックリするほど浅野の問題に対応できなくなることもあろう。浅野を第一志望にしている子にはかなわない。なめると悲惨なことになる。

 

麻布は安定の難易度だし、栄光は新校舎が高評価で、浅野は栄光に追いつきそうだ。この3校を受験する予定であるならば、来年は対策が結構大変そうだ。ちなみに、息子は1日午後に鎌学算数を受験したが落ちた。算数不得意なので考えが甘かった。麻布栄光と落ちると4日が厳しくなる。両校ともに3日発表だからショックは大きい。芝を受けるのも勇気がいる。

 

何で中学受験させるのか

中学受験をさせる理由は各家庭でそれぞれだ。ここではわが家の場合を書いておこう。もちろん一般論ではないので、そのつもりで読んでもらえれば嬉しいです。

 

子供には大学まで行ってほしいと思っている。理由は簡単で、そのほうが職業選択の幅が広がるから。ついでに教養も身につく機会が多く、友人関係もより多方面に広がっていく。経済的に困難でないならば、大学進学を目指すことは有意義だ。中高で就きたい職業が見つかれば、そのための大学に行けばよい。でも見つからなかった場合、ひとまず大学で考えるのもいいだろう。

 

それから大事なことは勉強の習慣化だ。もしかしたら、中学受験によるメリットは勉強のトレーニングなのかも。人生は一般的には長いと言ってもよく、色々な意味で勉強の連続だ。勉強=学ぶということが習慣として身についていることは大きい。私は中学受験で大成功というわけではなかったが、それでも勉強が嫌いではない。

 

しかし今の受験産業を見ていると、生き残りに必死で無茶が多い。無駄な勉強をさせているという側面もあろう。塾に行って偏差値20上がったとか広告見るが、これには頭いい子がノー勉であったという条件がつく。10ぐらいは普通の子でも上がるが、20はさすがに難しい。親には自分の子がどの程度なのか見極める責任があろう。無茶をさせると勉強が嫌いになってしまう。

 

とは言うものの、塾は押し込んでくれる力がある。受験は水ものなので、ギリギリで合否が分かれてしまう。たった1点で雲泥以上の差になってしまうわけだ。そこを拾っていく力は塾で身につく。だから受験勉強は塾に任せたほうが基本的には効率がいい。親は塾のカリキュラムが自分の子に適合しているのかチェックしたい。無駄なオプション取っていないかとか、結構あるもんだ。

 

たとえば日能研の場合、6年生は日特という日曜講座がある。夏休みをはさんで前期と後期がある。偏差値が高いと学校名がついた講座に行くので、やや浮かれた気分になる。ただし前期はまだまだ志望校だって曖昧なことが多いだろうし、成績も維持できるのか不安は多い。そもそも夏休みが最初の山場であるので、その前に心身ともに消耗してしまっては元も子もない。こうした理由から、こないだ終了した子は前期には行っていない。